国民の生活が第一の政治を実現しよう!@千葉


雇用対策について我が党独自案の提出を準備している

2014年11月10日 18:25

鈴木克昌代表代行・幹事長 記者会見(2014年11月6日)

11月6日、鈴木克昌代表代行・幹事長が定例の記者会見を行いました。
会見要旨は以下の通りです。

【 冒頭挨拶 】

通常は金曜日だけれども、事情により地元に戻らなければならないということで、本日急遽準備させていただいた。
俗にいう後半国会、色々と法案が立てこんでおり、昨日今日とほとんどの委員会が開かれているということで、委員が掛け持ちで走り回っている。
こういう状況の中で、本当に熟議、深い議論が出来るかどうかと思ってしまうが、そうであるならば、ゆっくりと会期を取ってやっていく必要があったのではないかと、思っている。
前半は政治と金の問題でだいぶ混乱をしたということも一因にあるのかもしないけれども、昨日今日あたりの委員会の開催状況を見ていて、そんな感想を持った。
私どもとしては、主要法案の派遣法の問題等で、同一労働同一賃金という形で、法の立てつけとしてここでしっかりと雇用問題を考えていくべきだということで、対案も出しているし、それから特に大きいのは、消費税凍結法案を3党で出したということで、粛々と対案を出し、議論の中で深めていくということをやっている。

【 質疑要旨 】

  • 野党の今後の議員立法提出予定について
  • 次世代の党の地方創生関連法案投票行動について
  • 統一地方選に向けた野党の選挙協力について
  • 衆議院選挙に向けた準備状況について
  • 野党幹事長会談の開催について

野党の今後の議員立法提出予定について

Q.野党内で、共闘というか、議員立法を出そうとしているものがこの後もあると思うが、具体的に生活の党が加わろうと考えているものがあれば教えていただきたい。(毎日新聞)
A.今、政審会長の方で準備をしているが、特に大きいのは、雇用対策について我党独自案を出そうと準備に入っている。ただそれが、どの党が乗っていただけるのか、提出までに至るかどうか分からないけれども、党としての考え方は色々とまとめているということである。

次世代の党の地方創生関連法案投票行動について

Q.地方創生関連法案だが、次世代の党が賛成したことについて、野党の連携を考える上ではどのように考えるか。(NHK)
A.まさにこれが今の野党の状況と、一言で言えばそういうことだと思う。
政党だからそれぞれ独自の考え方があるだろうけれども、与党・野党という大くくりの中では、ある意味で残念なことだと思う。もう少し対立的な状況の方が分かりやすいのではないかと思うけれども。
しかし、(法案)一本、一本でやはり皆違う。4党で出せるもの、3党でしか出せないもの、全党統一出来るもの。本当に今国会ほど、そういう意味では野党の中が統一出来ていないというのはかなり感じている。
しかし、これはやむを得ないことだと思う。だから、次世代の党がどうのこうのとかはともかくとしても、本来なら野党が与党に対して足並みそろえて攻めることが出来るといいと思う。

統一地方選に向けた野党の選挙協力について

Q.統一地方選挙に向けた、選挙協力などで民主党などからその後何か動きはあるか。全体の党同士で、具体的に党首会談等を含めて、話し合いの場など進んでいるか。(岩手日報)
A.政治と金の問題で野党幹事長会談を開くということも考えたのだけれども、諸々の事情の中で、なかなか政治と金では集まりにくくなったということがあった。
このまま何もせずに終わってしまうということは考えられないので、どこかの形でとりあえず幹事長会談が開かれるのではないかと、私は願っているけれども。
ただ、いつも申し上げることだが、小さな党でどうこう出来ることではないものだから、やはり野党第一党、第二党辺りがそういう方針を出してもらえるとありがたいと思っている。そういう意味では、働きかけはしていきたいと思う。
我党から呼びかけて集まってくださいという訳にはいかないので。

衆議院選挙に向けた準備状況について

Q.維新の党は公募を始めて、衆議院選挙の準備を始めているけれども、生活の党としては衆議院選挙に向けてどういう準備状況か。(日本経済新聞)
A.まだ具体的にどうということはないが、我党はかねてより現職と総支部長が何人かいるので、当然のことながらその人達を中心に、例えば選挙協力ということになれば話し合いをしていくことになると思う。
今うちが公募をかけて更に何十人か出そうという状況ではない。ただ、出たいということを言っている人が何人か小沢代表のところへ来ているということは聞いているけれども。
調整がはじまるのはこれからではないか。維新の党は100人くらい立てるとおっしゃっていたが、それはきっと目標で挙げられたのではないか。

野党幹事長会談の開催について

Q.野党幹事長会談をどこかの形で開きたいと願っているとおっしゃったけれども、これは民主党というよりは野党全体での会談ということか。(共同通信)
A.もちろん。野党幹事長会談の話。最後、後半に向けてどうやって野党が足並みを揃えて与党に対峙していくかということの一点で。
Q.それは、来年春の統一地方選挙とか、衆院選とかに向けたということではなく。(共同通信)
A.今国会の後半をどういう風にしていくかということでやれるといいなという、希望というか、私はそう思っているということで、具体的な動きがあるとかそういうことではない。

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