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選挙となれば、国民は冷静な判断を下すであろう

2014年11月12日 18:48

鈴木克昌代表代行・幹事長 記者会見(2014年11月10日)

11月10日、鈴木克昌代表代行・幹事長が小沢一郎代表の代理で記者会見を行いました。
会見要旨は以下の通りです。

【 質疑要旨 】

  • 日中首脳会談開催について
  • 衆議院解散について
  • 衆議院選挙における野党の選挙協力について

日中首脳会談開催について

Q.先ほど日中首脳会談が終わった。2年半ぶりでの会談実現ということだが、率直に評価と受け止めをお願いしたい。(NHK)
A.私も詳細を承知しているわけではないけれども、一部テレビで両首脳の表情を見ていると、特に習近平国家主席の表情が硬いというような感じであった。
両国間の首脳が会うということになれば、別に無理やり笑顔を作る必要はないかもしれないけれども、普通では笑みが漏れて、人と人との触れ合いというような部分が出るのではないかと思うが、どうもそんな雰囲気ではないのではないかという気がした。
ただ、安倍総理にしてみれば、2年半ぶりに首脳同士が会ったということで、恐らく強調されると思うけれども、問題はただ会えばいいという訳ではなく、何を話し合ったのか、そして今後またどういう風にしていこうとするのかというところだと思うので、これからの成り行きを見ていきたいと、会ったからと言って大騒ぎするほどの話ではないのではないかと思う。

衆議院解散について

Q.最近、解散について色々と話が出てきているけれども、どのように感じているかということと、今の時点で党としてどのように対応されているのかを教えていただきたい。(産経新聞)
A.逆にありますかと皆さんにお聞きしたいけれども、いずれにしても、衆議院ということであれば、解散はまさに常在戦場ということで避けて通れないという風に思っている。
と、同時に、総理の専権であるということも事実だと思うが、ただ、私は、国民の負託を得て現在の議員が構成されているわけなのだから、やはり国民の皆さんが納得をしていただけるような、そういう大義が必要ではないかと思っている。この辺のところをどういう風に総理が判断されるかということである。
仮に解散ということになれば、党としてということであれば、先ほども言った通り、常在戦場ということで、我が党としては小沢代表を中心に、一致協力をして、何としても我々の政策、思いを皆さんに訴えて、そして審判を仰いでいくということになると思う。
ただ、その準備ということになると、我々は今、国会会期中であるし、現在かけられている法案を上げるということに全力を傾注しているので、決して選挙態勢が十分ということは言えないかもしれないけれども、繰り返しになるが、あればあったで皆で力を合わせて乗り切って行くことになると思う。

衆議院選挙における野党の選挙協力について

Q.選挙の関連だが、野党の選挙区調整、選挙協力という話があるが、具体的に他党からの働きかけ、逆に働きかけたということがあれば経過でも教えていただきたい。(朝日新聞)
A.今までも、来るべき総選挙に向けて、政党間で色々と協議はしてきた。ただ、現実の問題として形になって今出てきているということではない。
言われているのは、まず選挙協力をしよう、それから統一会派を組もう、そしてその先に政策をすり合わせて新しい党を作っていこうということになってくると思うが、どこまでの段階で解散を受けるのかということにもなってくるのではないかと思う。
今現在は、我々は色々な所で選挙協力をしなければだめだという話については、概ねの合意は得ているわけだけれども、具体的に選挙区調整という段階までは今出来ているということは申し上げられないと思う。
ただ今から、急速に解散ムードが高まれば、そういったことが急速に進んでいく可能性はあると思うし、我が党としてもそれについては全力でやっていこうと思っている。
Q.関連して、維新の橋下さんが今日のぶら下がりで、現状でやれば野党は惨敗だろうというような見通しを示されたけれども、その辺り、選挙区の調整が出来ているとは言えない状況での見通しというのはどういう風にお考えか。(毎日新聞)
A.選挙だから、本当にやってみなければ分からない。野党の惨敗であろうという風に橋下さんがおっしゃったという話だけれども、私は、なぜ橋下さんがそのようにおっしゃったのか、直接伺っていないし分からない。しかし、一番大事なのは、今の政権のやっていること、そして国民の生活、そういう視点からいけば、本当に今のままでいいのかと。やはり違うという声は日増しに高まっているし、非常に大きいものがあると思う。
したがって、選挙というのはもちろん政策が一番だけれども、政策を国民の皆さんへどう訴えていくのかというのもあるけれども、やはり選挙態勢をどう作るのかということだから、決して今のままで手をこまねいて選挙を迎えるということはないのだから、私は惨敗という結果は考えられないと思っている。
国民の皆さんはもっと冷静な判断をしていただけると、私は思っている。

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